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  • 精度の正体は「ひらめき」ではない

    精度の正体は「ひらめき」ではない

    心理経済学/組織構造コンサルタント一ノ瀬拓哉

    2026年2月26日 14:56

    1. 【序章:ひらめきを待つという「最大のリスク」】

    • 「いいアイデアが降りてこない」「まだ確信が持てない」……そう言って、PCの前でフリーズしていませんか?
      1. 私たちは、一発で正解を当てる「ひらめき」を神格化しすぎています。しかし、ビジネスの現場において、不確実なひらめきを待つのは、ギャンブルに全財産を投じるのと同じ「投資の失敗」と言えます。心理的コストも金銭コストと同じく、投資したらリターンを考えるべきリソースの一つです。
      2. ちなみにですが、最高のパフォーマンスを出し続けるマネージャーや起業家は、ひらめきなど信じていません。彼らは、ある「泥臭い装置」を使って、強制的に精度を引き上げているというのをあなたは知っていますか?

    2. 【展開:脳は時々嘘をつく】

    • ワーキングメモリの構造上、私たちの脳は、一度に処理できる情報が極めて少ないです。「すぐに行動するか、メモを取るか」というのは的を得ていて今すぐしないことや思いついた思考はメモをしない限り、次にいつ出会えるか分かりません。
    • ではあなたに質問です。 感情に振り回されるリーダーは、脳内のカオスをそのまま「正解」だと思い込もうとするのですが、そのデータの純度は極めて低いとします。こういうことがあらかじめ分かっている場合、あなたは決断をする立場として、どうしたらいいでしょうか?正解は構造化です。アウトプットしたものを見比べ、上位のものを見つけ、またそこから必要な手順を探り出す、見える形にして構造化するということが重要です。

    3. 【転換:デジタルマインドマップという「外付けOS」】

    可視化の威力
    脳内のゴミを、まずはマインドマップという外部装置に全て吐き出すことで何が起こるでしょうか?まずはタスクから解放された安堵感と、達成感をあなたは感じていると思います。この原資が次のステップへとあなたをいざないます。
    構造化のプロセス
    今書き出したことを「誰が何に困っているか」「ゴールは何か」。この2つの軸で切り分けるだけで、あなたの思いは、少しずつ整理されていきます。
    核心への接近
    ですが、1枚マップを描いただけでは、まだ「ひらめき」の域を出ないんです。ここから「精度」へと昇華させるための、最も退屈で、最もエキサイティングな工程が始まります。あなたは何だと思いますか?とても当たり前のことですが、核心をつくことを今からあなたにお伝えします。

    4. 【解決:種明かし——精度を確定させる「数稽古」という投資】

    • 精度の正体、それは「数稽古」です。バッターボックスに立つ回数があなたの安打率を決めるのです。バッターボックスに立たない限り、永遠に分母は0のままです。
      1. 数稽古のいいところは、色々と試行錯誤できることです。例えば100枚のマップを描く。100通りのマーケティング案を構造化する。その過程で、反応があるもの、反応がないもの、色々な思考ができるようになります。
      2. 数稽古による経験値こそがあなたの揺るぎない自信を生み出します。「やったことはやったこと」「成果と結びつく行動への振り返り」は、数稽古からしか生み出されません。数稽古を積み上げた時、あなたは「ひらめいた」のではなく「(構造上)これしかないと見抜いた」状態になります。これが、迷走を断つ唯一の道と言えるでしょう。もちろんこのとき考えついたことが唯一の正解ではなく、一つの「ダメな方法を見つけた(エジソンの言葉を借りるならば)」ということが分かるのです。ただ、数稽古をしないと、うまくいく方法を見つけることはとても困難です。

    5. 【結び:マネージャーと起業家のための「最初の一歩」】

    • 大事なことですが、天才のひらめきをあなたは羨む必要はありません。私たちがすべきは、今日、質とは無関係に1枚をマインドマップを作ること。
      1. 数稽古のコストを支払った者だけが、感情に振り回されない「圧倒的な精度」という利息を受け取ることができます。これはゴールに対して一番効果がある、スモールステップとなります。

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